文遊両道でよくないですか？

これも親御さんの心配の一つですよね。
友達とオンラインゲームをしながらなんだかわからない言葉が飛び交っている、みたいな。

そんな乱暴な言葉遣いやめてほしい
もっとちゃんとしたことしてほしい
このままじゃ引きこもりになるかも 

もし、将来ちゃんと仕事に就ける大人に育てたいと思うなら

「大人がやらせたいことに無理やり誘導しないこと」

子どもが夢中になっていることにこちらが伝えたいことを載せれば、そのことの吸収率は格段に上がって思った以上に響いて腹落ちします。

昔、「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」って本もあったけど

結構生きるための哲学みたいなものって、大好きなものから学んでるもので。

私自身も漫画やドラマ、歌の歌詞とかからたくさんのことを教えてもらったと思う。

サッカーとかのスポーツに夢中になっている子どもはクラブチームとかに入って、プロの選手のプレーをみて憧れて、コーチの教えから楽しいだけじゃない厳しさも知る。

バイオリンとかの楽器を演奏したい子どもは専門の先生にレッスンをしてもらって、コンクールの出場を目指して1日何時間も練習して狭き門のプロを目指す。

昔は遊びの一つという位置付けだったダンスも
今でこそ体育の授業に取り入れられたからかメジャーな習い事になっていて。
アーティストやダンサーという職業を目指す子も増えているし、親もそれを応援してる。

新しいタイプの習い事！？

e-sportsという世界が確立されつつある現在は
ゲームもプロを目指すという職業の選択肢の一つになりつつあることを考えると、先生をつけて、もしくはクラブチームで習うということも、普通になっていいのではないかと思って10歳の息子で試してみました。

息子はスプラトゥーンというゲームで一番上のランクを目指していると言っていたので、ゲームがすごく上手い職場の男の子にお願いして一緒にゲームをプレイしてもらいました。

つまり、ゲームの家庭教師をお願いしたんです☆

そしたら。。。。。

すごくよかった♡

年代の違う初対面の大人と関わることで向上すること

・コミュニケーションスキル
・大人の言葉を理解する読解力
・自分の言いたいことを伝える表現力

初対面の大人男子とサシでのオンラインのやりとりだったけど、ゲームという共通言語を軸にコミュニケーションをとっていく。
（年齢差２０歳くらい）
意外と挨拶以外でもきちんとした言葉遣いができることも新発見。

子ども相手だからなるべく簡単な言い回しを使ってくれてたけど、とっさに出るワードが少し難しいかな？と思うようなときも、前後の文脈などから判断しているのか理解している。

・聞きたいことをきちんと質問する力

・相手の質問の意味を理解してその答えを考える力

・自分の考えをちゃんとまとめて伝えようとする姿勢

これまでの習い事の中でピカイチだったのではないかと思うほどの衝撃！！(笑)

本人はゲームが上手くなりたい、ランクアップしたい一心だったのだろうけど、人間力というか、生きていくのに必要な能力も一緒に養えそうだという発見☆

こういう習い事？家庭教師？があったらいいなと思えました。

コミュニティとかならあるのかな？
でも小学生を見知らぬ大人と関わらせるのもちょっと心配な部分もあるし。。。
子どもが安心して参加できる大人も混ざってるコミュニティとかあるのかな？
ないなら作ろうかな(^^♪

人は自分以外の人、なんなら年代とか価値観が違う人と関わることで成長します。

尊敬できる大人との関わりは子どもの成長にとって貴重な経験になります。

文武両道で勉強とスポーツを両立することがよいこととされるなら
文遊両道で勉強とe-sportsを両立させる子どもがいてもいいじゃない。

プロ選手になる可能性もオリンピックのメダリストになる可能性もゼロじゃないのはどっちも一緒☆

２０１８年には、「スプラトゥーン２」のゲーミングチームに、小学校５年生の女性プレイヤーであるほのか選手が加入しました。　

プロゲーマーの平均年齢はどのくらい？

子どもの可能性は無限大。

親にできることは、子どもが夢中になれることの邪魔をしないことなんだろうな。